ヘルプマークを使う人の条件は
支援や配慮など、周囲のサポートが必要な方
ならどんな方でも良いのです。
ただ一人一枚なので、それ以上多くは持てません。
一緒にもらえるもの
ヘルプマークをもらうと他に、ヘルプマークに貼れるシールとヘルプカードをもらえます。
- シール
シールはそこに支援して欲しい事を書いてヘルプマークに貼ると良いとあるのですが…。
個人的に濡れたらすぐに剥げそうなのと、書くにはスペースが足りないので活用していません。
端的に書ける方はシールも活用しやすいと思います!
- カード
ヘルプカードは緊急時の連絡先や、配慮して欲しい事、服用している薬等の記入欄があります。
私がもらったカードは三つ折りして、最終的に名刺サイズになりました。
私はヘルプカードをお財布に入れています。
以下個人的にあって助かるポイントです。
- 服用している薬の記入欄
飲んでいる薬によっては痛み止めが使えなかったりするので、薬の名前と禁忌事項を書いておける
- 配慮して欲しい事の記入欄
普段は問題ありませんが困った時にお声がけさせて頂く事があります。のように文章で記入出来るだけのスペースがある所
- 緊急連絡先と自分の名前
言葉を発する事が出来ない状況の時でも記入してあれば誰かに助けを求めた時に、状況を説明して助けてもらえる
メリットとデメリット
ヘルプマークを持つ事で、メリットもデメリットも発生します。
- メリット
自分が困っている時に、たいていの人が力になってくれる
理解がある人や親切な人は先に、大丈夫か声掛けしてくれる
付け外しがやりやすい
赤色なのでショルダーにつけても、結構目立つ
- デメリット
あまり良く分かっていない人からの言葉
偏見の目で見られる
カミングアウトしていない知人に知られてしまう
特に注意して欲しいのが、
助けるふりをして、金銭を奪ったり暴言を言ったり暴行する人の存在です。
全ての人が自分を助けてくれる訳ではありません。
本当に困っている時でも自分が、なんか嫌な感じがする。と直感で感じた時点で離れましょう。
助けてもらう時は、人が多い所で助けてもらう事が絶対条件だと思っています。
どんなにやさしそうでも、最初から100%で信用する事はやめましょう。
多くの人は理解を示して、親切にしてくれます。
しかし、自分より弱い立場の人に対しては強気に出る人には、ヘルプマークを付けているだけで自分より弱いと思われてしまいます。
たとえ少数でも、そういった人がいる事は忘れないで下さい。
活用するかしないかはおまかせです
メリットとデメリットを考えた上で、ヘルプマークを付けて出かけるかを選択しましょう。
もらったからと言って、必ず付ける必要はないです。
付けていても見える位置でないと、いけない訳でもないです。
慣れない所や旅行に行く時だけ、誰かと一緒にいる時だけ等条件付きで付けても良いんです。
自分が活用したいなと思った時に付けましょう。